津液 (水)って何?
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
今日は、『気』『血』『水』の
『水』つまり『津液』について
書きたいと思います。
( 津液が病理変化したものを水という。)
私達の体の60%は
水分で構成されていますね。
涙、唾液、汗、細胞や血液中の水分、
リンパ液、、、
私達の体は、これらによって潤い、
健康が保たれているのです。
🔸『津液』の働き
①皮毛、臓腑、五官、関節などに
潤し、円滑にする。(滋潤、栄養)
②津液の一部は脈管に入り血に転化する
(血に転化)
③気を載せて運ぶ。(載気作用)
私達は、津液によって
手足をスムーズに動かす事ができ、
津液によって腸を潤して、
排便をスムーズにしたり、
排尿、発汗など、代謝をよくします。
これには、脾、肺、腎が
重要な役割を果たしていて、
これらの機能が低下すると
むくみ、頭痛、イライラ、疲労感、不眠、
食欲不振、花粉症などの症状が現れ、
リウマチ、クローン病など
難病の原因となります。
中医学では、
津液が不足する事を『津燥』
または、『津液不足』といい、
津液が停滞している事を『津液停滞』
または、『水滞』、『水毒』『痰湿』、
といいます。
津液の働きには
脾、肺、腎が重要な役割を担っています。
脾は水が嫌いです。
最近は、一日に2Lの水分をとりましょう。
などと、言われていますが
それは本当に必要な量なのでしょうか?
自分の適量を知ることも大切ですね。
津燥、津液停滞については、また後日🤚
ありがとうございました。
つづく
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