薬膳って何?
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
○○って何?シリーズ
大変ご無沙汰しておりました。💦
孫のお守りから解放され
平常を取り戻しつつある今日この頃💓
今日は、『薬膳』について
書きたいと思います。
中国では、古くから
食事を通じて健康を維持したり
それを治療に役立ててきました。
ルーツは、2000年以上も前に書かれた薬典、
『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』
そこには、既に
『薬食同源』
(食べ物と薬はもともと同じであるという意)
という言葉が記載されていました。
1980年代になって、
『薬膳』という言葉が生まれるまでは、
『食養』
(食べ物で病気を予防したり健康を維持すること)
とか
『食療』
(食で病気の回復を早めたり、疾病治療の補佐に役立てること)
という言葉で表現されていました。
《日本と同じです💡
日本では、『医食同源』という言葉が使われていました。》
そして
献立を立てる時に大切にするのは
①『因時制宜』
(食べる時の季節や天候の変化)
②『因人制宜』
(食べる人の年齢、性別、体質、疾患など)
③『因地制宜』
(食べる人が住む土地の風土や文化、背景など)
《これら3つは、石塚左玄さんの
『身土不二』(入郷従郷)のお考えに通ずる》
ですが、薬膳のすごいところは
食材のひとつひとつには
『五味』や『四性』があることや
『弁証施膳』を今日まで伝えてきたところ。
日本も口伝え程度には
伝えられてきましたが
このように形として
きちんと残されていることは
本当にすごいことだと思います。
そして、
食物の五味、四性。
そして弁証施膳は
私にとってとても興味深いものでした。
ただ、、、あくまでも薬膳は中国のもの。
日本人にどれだけ当てはまるのかは
わかりませんが、
食物のひとつひとつに意味があることを知ったことで、献立を立てるのが面白くなりました。
『薬膳』っていうと
生薬を使うイメージが強いかもしれませんが、こんな風に、どんな食材にも薬性があると考えるのが薬膳の面白いところ。
スーパーで揃えた食材で充分なのです‼︎
『上工者 治未病』
腕の良い医者は未病を治す‼️
もしもあなたが今
病気と診断されなくとも
すっきりしない毎日を送っているのなら、、、
もしも、意に反し
何かの病気と診断されたとしたら、、、
食べ方が間違っているのかもしれません。
作り方が、
あなたには合っていないのかもしれません。
食材を変えるだけで、
調理法を見直すだけで、
健康を取り戻せるかもしれないのです。
それくらい、
『食べる』ということは
大切な事。
食材の効能を知って
自分と家族を守りましょう。
つづく
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