望診法って何?

こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。

○○って何?シリーズ
今日は、『望診法』について
書きたいと思います。

『望診』とは、
東洋医学の診断法『四診』のひとつ。
体を見る事で診断する方法のことです。


顔や体の表面と体の中は繋がっていて
体の中で起こっている事は
必ず体の表面に現れてきます。

代表的なものに、舌診がありますね。

私が子供の頃は
病院に行くと、お医者さんが
あーんして。👅 とか、
目に手を当て、あっかんべー👀
と、目を見てくれたりしました。

今は病院に行くと先ず検査。
血をとったり、
レントゲンやCTを撮ってくるよう言われ
診察室に入っても、
パソコンの方ばかり見て
脈すらとってくれない先生が多いですが、、、


例えば、、、

👅が赤い人は、体全体が炎症を起こしているか水分不足です。

👅の両側に歯形がついている人は、水分代謝が悪く、余分な水分が体内に溜っています

👅の裏の静脈が黒っぽい人は、血が汚れています。

👅には、うっすら苔があるのが普通なのですが

黄色い苔がべっとりとついている人は、

すでに体の中に何かできているかもしれません。


眉毛がつり上がっている人は

母胎にいた時に、お母さんが動物性食品をたくさん摂ってっていたことを表しています。

眉毛の角度は、頭蓋骨の発達

(脳の発達)に影響されるそうで

動物性食品をたくさん摂っている人は、

植物性食品を摂る人に比べて

胎児の脳は、なかなか大きくならず、

眉毛がつり上がるようになるそうです。


また、眉毛の間に縦の線

(肝臓線)が出ているのは、

肝臓に脂肪が多いことを表しています。

食べ過ぎ、飲みすぎ、特に動物性の脂肪やたんぱく質の蓄積によってこの線は現れます。

肝臓線がある人は、短気な人が多く、

しばしば癇癪を起こします。

食べ物を正しくし、肝臓が良くなると

肝臓線は消え、短気も治ります。


鼻先が赤い人は低血糖症。

膵臓に硬い脂肪が溜っています。

目の下の隈は、腎臓が弱っている、、、


こんな風に、肌の色、ニキビやシミ、ほくろの位置、いぼの色、爪の色、形、

黒目、白目の色、白目にある血管、パサつく髪、鼻や耳の形、ぽっこりお腹、、、

、、、、、など、ひとつひとつ診ていくことで、胎児のときに母親が食べていたもの、

今どんなものが多く、どこに影響が出ているのか?を、読み解くことができます。


それが、『望診法』


先日、

『マクロビオティックって何?Ⅰ』で書いた

石塚左玄が行っていた診察です。

  ⦅、、、望診法という独自の診察を行い、食事指導をし、治療を行いました、、、⦆


そして、その『望診法』を使った治療

(病気直し)も、

マクロビオティックと共に、、、

脈々と、今に受け継がれています。


私が、望診法を教えていただいたのは、

山村慎一郎先生。

先生は、マクロビオティック伝道者 

久司道夫氏や大森英櫻氏に直接学んだ方で

アメリカなど外国での

病気直しの経験もおありです。

先生に教えていただいた

『マクロビオティック望診法』は

中医学から見れば、

違ったところもあるのかもしれませんが、


『身土不二』ですから。


『郷に入っては郷に従え』です。


150年の歳月をかけて、

外国へ渡った方は、その国の食に習い、

その国の食物で。

日本では、日本の食習慣に習い、

日本の食物で。

沢山の実践、経験とデータを積み重ね、

病気直しをしてきました。


そんなぁー、、、体の中の事が、
外からわかってしまうだなんて
なんだか怖い!😱
そう思われましたか?

それとも、、、
人間の体ってすごいなぁ!
そう思われましたか?😊

私達が、、、
どんなに暴飲暴食、不摂生をしようとも、
どんな状況になろうとも、

私達の体は、いつも生きようと、

治そうとしてくれています。

そして、

私達にサインを出してくれているのです。


根気強く、、、何度も何度も、

それを私たちが見逃し、

何度も何度も見逃した結果、

知らず知らずのうちに病を育て、


ついには大きなサインとなる、

出血だったり、激痛だったり、

やっと気づいた時には、

既に大きな病となっている。


それでも体は、生きようと、

治そうとしてくれる。


手術で胃を半分取っても、

元の大きさに戻ろうとしてくれますし、

臓器を取っても、

他の臓器がその役目を補おうとする。


なんて健気で、愛しいことか、、、


体調が悪くなれば病院へ。

原因がわからなければ我慢。

病気が発覚すれば医者任せ。


ではなく


もっともっと

自身の体の声に耳を傾けたいですね。


その方法のひとつとして


『望診法』があります。

望診法を知っていれば、

未病を治す事ができます。
望診法を知っていれば、
家族の健康を守る事ができます。



次回は、『薬膳って何?』です。


つづく



モンフール

モンフール (mon four)  =  私のかまど 残念ながら、かまどの設備はないけれど、 IHではなく火を使う調理に拘った私のキッチンで 皆さまと楽しい時を過ごしたい! 共に元気に! 生き生きと! 私を見つけてくださってありがとうございます。

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